つくる。

私が作ったzineも並んでます!!!!
入り口はココ。どうやらインスタばえスポットらしい。

ついにTokyo Art Book Fair略してTABFが始まりました〜。https://tokyoartbookfair.com/

今回私が参加しているのはTABFのGINZA EditionのZine’s Mate Shop。

日本国内のみならず、世界各国からたくさんのzineが集まっていたよ。

内容やジャンルは様々なことはもちろん、みんなそれぞれの製本方法や、作品の雰囲気に合う紙を使っていて見応えありです。

”アートブックベンディングマシーン”なるものがありまして、500円でコインをお姉さんから購入してコインを入れるとピコピコした音とともに本が出てきます。(コインの種類はアート・デザイン・建築などなど5種類だったかな。そこで何を買うか先ず迷う。)

わたしはサプライズのコインを選びました。(サプライズはどのカテゴリーにも属さない、展示もされていない本が出てくるのです。)

結果はHermesのポップアップブックをゲットしました!

これがなんとも可愛らしい。興味のある方はサイトで買えるようなので。https://www.hermes.com/us/en/product/pop-up-hermes-book-H399631Av00/

うまく言い表せないけど、たくさんの作品が集まって、それをさらに魅力的なイベントや展示で盛り上げる、クリエイティブとクリエイティブで作り上げられた空間は、とてもいい空気感でした。

こんなふうに、フラッと立ち寄っただけでも楽しめるGINZA Editionにもぜひ足を運んでほしいです。

A

いろいろ。

久しぶりの投稿になりましたが、先日2月3日、人生初のワークショップを無事開催することができました!

開催場所は3331 Arts Chiyodaという、旧練成中学校を利用したアートセンター 。https://www.3331.jp/   

アートセンターの前の広場では子供や犬が駆け回り、おじさんたちは日向ぼっこ。

中はギャラリースペースやオフィスだけでなく、カフェやショップもあるので、気軽にふらっと誰でも訪れることができる雰囲気。

老若男女、海外からの旅行者の姿もありました。

中に入るとすぐ広いスペース。床が懐かしい。

ワークショップは先ず、メッセージカードサイズの紙に下書きをしてもらいます。

その後下書きの上からプリントゴッコ専用のペンでなぞってから、製版の作業へ。

自分でピカッと電球を光らせてスクリーンに転写する製版の作業は、眩しくてちょっと焦げた匂いが臭い。でも、日常ではめったに体験することでは無いと思うので、来てくれた皆になるべくやってもらうようにしました。

擦れたりズレたり、完璧にいかないアナログさを楽しみながら、みんな味のある素敵なメッセージカードを作り上げてくれました!

電球もスクリーンも使い捨てでもう製造されていないので、まだこのアイテムたちをゲットできる今のうちに、この楽しさを色んな人に体験してもらえたらなと思います。

皆が楽しみながら体験してくれたので、私もとっても充実した気分になりました。今回参加してくれた皆様ありがとうございました!

A

ブルーノ・ムナーリ。

2019年はじめての展覧会は世田谷美術館で開催中の、”ブルーノ・ムナーリ 役に立たない機械をつくった男”を見に行ってきました。https://www.setagayaartmuseum.or.jp/ 

ムナーリは優れたデザイナーであり発明家でもあり教育家でもあり、様々な肩書をもつ簡単にカテゴライズできない人です。そんな彼の展示会はたくさん学ぶことや考えさせられることがあったので、得た情報をまとめるためにも、かなり細かい話になりますが、ブログにアップすることにしました。

まず、展覧会入ってすぐのムナーリの未来派から具体芸術運動の頃の作品は、理解するのが難しかった。ただ、「その形や色や動きが、それ以外の何ものも表していない」というムナーリの言葉にあるように、ものの本質、そのもの自体の魅力を感じて欲しいということなのかなと勝手に解釈。3色程で塗り分けられた正方形のキャンバスや、陰と陽についてのムナーリの考えを見ていたら、私は熊谷守一の作品を思い出しました。熊谷守一もまた陰と陽、光と影についての試行錯誤をしていて、結果的にざっくり言うと、色で影を代用した作品を生み出したのですが、詳しくはまた今度。

ムナーリは絵本作家としても活躍していましたが、作った絵本も視覚と感覚で楽しむ物が多い。物語を説明するために言葉の付属品として絵があるのではなく、紙をめくる行為によって言葉を必要とせずに物語の進行を理解するという考えや、手にしたものを自由に変化させることが重要とする考えは、具体芸術運動を子供でも気軽に触れ合う事ができるように工夫がされていると感じました。

誰でも簡単にアート作品を作り、アートは身近にあるべきというムナーリの考えのヒントになるような作品が多くありました。その中でも”直接の映写”というタイトルの作品を見ていたら、昔ファインアートのクラスで、骨や海藻の一部をすごい近さで観察しながらデッサンしていく、というなんとも奇抜な授業があって、それがとっても楽しかったことを思い出しました。なんであの時あんなに生き生きとデッサンに励んでいたのか思い返すと、近づかないと気が付かない凹凸や模様が、骨や海藻を全く違うモノに感じさせて、とても自分には新鮮に思えたから。新鮮に物事を捉えることの大切さと難しさを同時に痛感。

実はちょうど同じ日、古民藝もりたさんにお邪魔してあるお話を伺いました。お店にある、1メートル程ある長い藍染のネットが当時どのように使われていたのか分からなくて、今使うとしたら下の方に細長い花器を入れてネットの隙間から植物を覗かせる使い方がいいだろうというお話だったのだけど、これがとてもちょうどよかった。ムナーリが、化石や土器の破片から全体の像を推定する考古学の復元方法からアイディアを得て、”ムナーリの機械”の中の”怠け者のためのしっぽふり機”という実用とは程遠い機械を、コラージュの用法で設計しています。もりたさんもムナーリも見立てる力、連想力で新しい価値を作っていました。

ブルーノ・ムナーリの本は2冊読んだことがあって、なんとなく理解していたけど、彼がつくったものを実際に目にするとこはなかったので、更に理解が深まりました。これからの自分のためのヒントや新しい発見もあったな。

A

喜び。

oily by 美術手帖さんにオーダーしていたoily’s holiday selectionが届いた!

oily’s holiday selectionは、オーダー後に編集部さんから送られてくるアートにまつわる7つの質問に購入者が答えて、その答えをもとに編集部さんが本をセレクトして届けてくれるというもの。どんな本が送られてくるのか分からないので、ワクワクしてずっと待っていました。https://oily-bijutsutecho.com/items/5bf3a5edc3976c1d2900029f

届いた本は、自分だけでは見つけることができないような、すばらしい学べる本!!イギリス留学中にアンティークに興味をもってから、日本の古美術や伝統的なもの、民藝に興味をもって、オークション会社に勤めている間もたくさんの骨董品に触れる機会があった私にピッタリでした。そして散歩好きだから、本に載っている場所は全て網羅したい!さらに手書きのメッセージ付きでなお嬉しい。

これだけでも満足なのに、本を包んでいる和紙が特別なのでした。

このラッピングに使われている和紙、乱丁等さまざまな理由で販売できなくなってしまった美術手帖を使って、佐賀県に工房をかまえる和紙のプロダクトブランド”KAMINARI PAPERWORKS”の谷口弦氏が制作したもので、デザイナー小林一毅氏がディレクションしたスペシャルラッピングということでした。

正直届くまでラッピングが特別だということは知らず、届いてから一味違うこの和紙にくぎづけになりました。和紙の手漉き体験をしてみたいなと思っていたもののなかなか実行に移せず。来年こそは手漉き体験しよう。

メッセージカードにもこの和紙が使われているのですが、この「うに」の二文字、わざとなのか偶然なのか気になる。

本もラッピングもトータルで大満足!残念ながら限定30セットなのでもう売り切れているのだけど、また機会があったらオーダーしたいな。今度は誰かにプレゼントしてもいいかもしれない。

oily by 美術手帖さん、ありがとうございました!

A

する。

 

こんにちは。

どんな風にブログを更新していこうかなあと考えていたら、あっという間に何日も経っていました。

備忘録なので、ちょっと気になってるあれこれや、お気に入りのあれこれを書きながら、自分の頭の中に情報を整理するようなブログになりそうです。同時に時折発信もします。

 

 

そんなことを言ってたらもう12月。そろそろ年賀状を書かないとね、ということで、プリントゴッコで来年のイノシシ年に似合うデザインを刷ることにしました。

プリントゴッコは製版と印刷を1台でできる機械で、使い方を簡単に言うと、ライトで製版、そのスクリーンの上にインクを並べて、紙にペタッとすれば柄が紙について完成。

 

カーボンを含む筆記用具で下絵を描かなきゃ駄目だったりと、少し使い方が手間だけど、オリジナルのものが出来上がるから私はこのプリントゴッコがお気に入りです。自分でライトをピカッとして製版するので、大きな機械を使いません。でもこのプリントゴッコ、2008年に販売が終了されてしまっています。その原因はやっぱり、年賀状そのものを送り合う習慣が無くなったことや、パソコンで簡単にデザインしてプリンターで印刷できるからだそう。

私は筆まめではないので、手紙なんて1年に2通出すか出さないかのレベルだけど、年の初め(実際年賀状を書くのは年末だけど)くらいは手書きでご挨拶を送ろうと思い直して、年賀状を書くようにしています。そもそも何か描いたり作ったりすることが好きだからなのかもしれないけど、それでも面倒にならないようにプリントゴッコを使ったりハンコを作ったり、制作過程を楽しんで面倒くささを騙しながら、負担にならない程度に気楽に作っています。

 

フィルムカメラも見直されているし、完璧じゃないちょっと手間のかかるアナログさが、それもまた味として世の中に受け入れられてきてるんじゃないかと思うと、プリントゴッコ復活しないかなと密かに願っています。実は、プリントゴッコは図柄を1枚スクリーンに転写するたび、2つのランプと専用スクリーン1枚が消耗されます。もちろん専用インクも消耗品。そしてなんといっても販売終了品なので、これら消耗品を安価に手に入れるのがなかなか難しくて困る。

 

貴重な1枚を大切に刷ることを今は楽しめているからいいのかな。いろんな紙を使って実験的に刷るのも、それぞれ異なった味が出て楽しそう。

この自前のプリントゴッコを使って、小さいワークショップをひらこうと考えているので、興味がある方はぜひ参加してください。

 

A